ステーキングとは

ビットコイン、イーサリアムなどはマイニングしてブロックを生成する仕組みを採用しています(PoW = Proof of Work ≒ むっちゃ働いた人がブロック生成できるよ)。これは高負荷の計算を競争し、ブロックを生成する仕組みとなっています。ブロック生成するサーバーに高スペックが求められ、消費電力が大きく、サーバーから大量の熱を発生させてしまうという課題があります。


これを解決する仕組みが、ステーキングしてブロックを生成する仕組みです(PoS = Proof of Stake ≒ 通貨の委任量が多いとブロック生成できるよ)。

まずは通貨保有者がステークプール（＝マイニングのマイナーと同義）をフォロー（＝ステーキング）します。ステークプールはステーキング量に応じてランダムにブロック生成の権利が割り当てられます。そしてブロック生成したステークプールと委任者の両方に報酬が分配されます。これがステーキングの仕組みです。応援パワーを集めて、応援パワーが多いと報酬も多い、というような委任者とステークプール運営者のチーム戦のようなイメージですね。委任者とステークプールがWIN-WINの関係となる、サスティナブルな仕組みです。

これにより膨大な計算を行う必要がなく、消費電力の課題をクリアしています。PoSを採用しているカルダノ エイダ(cardano ada)という仮想通貨では、ステーキングにより安定して委任額の年利5%程度の報酬を得ることができます。

以上、なんとなくわかってもらえると幸いです。